ゆがむとどうなるの?

 

では、皆さんもよくいろんなところで耳にされている、

 

「骨盤のゆがみ」

 

を例に、

 

ゆがむとどうなってしまうのか、考えてみたいと思います。

 

 

そもそも、「なぜゆがんでしまうか」については、

後ほどふれておりますので、参考にしてくださいね。

 

 

 

まず、骨盤というのは、

仙骨、寛骨、尾骨などからできていますが、

今回の説明では、話をわかりやすくするために、

ひっくるめて「骨盤」ということにします。

 

 

また、ひとくちに、骨盤がゆがむといっても、


場所、方向、角度、などなど、いろんな状態が考えられます。

 

 

 

とはいえ、全部話していたらきりがないので、

これも便宜上、ひっくるめて、「ゆがむ」ということにします。

 

 

骨盤からは、背骨(腰椎)が上に乗っていますし、

足も骨盤についています(股関節)。

 

 

そこに、大小たくさんの筋肉が、いたるところにくっついて、

体を支えるようにできています。

 

 

その骨盤の、ゆがんだ状態が一線を越えてしまうと、

まず多いのは、腰に不調を感じられる方です。

 


いわゆる、腰痛の方。

 

 

そりゃそうです。

 

骨盤自体、腰ですし、その周りには、腰椎につながる筋肉などが

たくさんついていますから。

 

骨盤がゆがむことで、その付近に影響が出やすいことは

想像しやすいと思います。

 

 

腰の症状と言っても、病院などで、様々な

診断を受けてこられた方が来院されます。


坐骨神経痛、ヘルニア、すべり症、脊柱管狭窄症…などなど
(詳しくは→腰痛回復オフィスへ)


 

もちろん、原因や状態も個人個人で違いますので、一概に言うことはできませんが、

 


これらの症状が、 骨盤を正しい状態する、

つまり、ゆがみをとることで、解消されていくことも、少なくありません。

 

 


また、腸や胃などの臓器は、骨盤に収まっています。

 

入れ物である骨盤がゆがんでしまったら、

その中にある臓器もどこかに偏りが出てしまいます。

 

 

ちょうど、水をまくホースが、どこかつぶれたり、

ねじれたりしているところがあると、

水がつまって流れなかったり、逆にすごい勢いで出てしまったり

するような状態になってしまいます。

 

 

骨盤の状態が正しい位置にあれば、そのホースの水もうまくながれるのです。

 

 

歪みがとれると、生理痛や便秘などが解消される方が多いのは、

こういった理由からだと考えています。

 

 


また、骨盤のゆがみが及ぼす影響は、腰だけでなく、

その先についている、筋肉や関節にもおよびます。


 


骨盤のゆがみが、背中の筋肉を引っ張り、

背中の筋肉が、肩甲骨を引っ張り、

肩甲骨が肩をひっぱり、

肩が鎖骨をひっぱり、

鎖骨が腕の筋肉をひっぱり、

腕の筋肉が肘の筋肉をひっぱり、

ひじの筋肉が、手首の筋肉をひっぱり、

手首の筋肉が、指の筋肉をひっぱり…

 


と、いう具合に、

 


肩、首、ひざ、ひじ、手首、足首、指先にいたるまで、

ただ、骨盤がゆがんだということだけなのに、

末端の痛みや、不調の原因にもなってしまうこともあるんです。

 

 


そしてまた、こうして骨盤のゆがみが引き起こした、

筋肉や骨格のアンバランスから、

 

筋肉(特に、首、肩、背骨のまわりの筋肉)に、

不必要な緊張が入り続けることになってしまいます。

 


シャツの裾を、片方だけ、下に引っ張ってみてください。

肩口が引っ張られる感じがしませんか?

 

骨盤がゆがむことで、筋肉にも同じことが起きるのです。


ずーっとゆがみ続けることで、

ずーっとこうしたアンバランスな緊張状態が続いてしまいます。

 

すると、

神経を圧迫したり、血流を悪くしたりしてしまい、


時には、交感神経と副交感神経(自律神経)のバランスを

崩してしまうこともあります。

 

これが、肩コリだけでなく、頭痛、めまい、不眠、しびれなどの

症状を引き起こしたりもするのです。

 

人間のからだはプラモデルのように、

それぞれの部品でできているのではなく、

 

すべてつながっていて、

 

全身がそれぞれ緻密に影響を与えながら、

絶妙なバランスの上に人間てなりたっているんですね。

 

 

余談ですが、


これとは反対に、足先や手先の不調が、骨盤に影響を与えることもあります。

 

たとえば、

 

足の指先に、「トゲ」がチクっと刺さっているだけで、歩きづらくなり、

膝や腰が、痛くなった。

ねんざで足首をかばっているうちに腰が痛くなった。

手首の腱鞘炎が痛かったのに、とれたら肩がこってしょうがない。

 

 

なんて経験のある方もいらっしゃるんではないでしょうか。

 


つまり、

 

腰や背骨などの体幹のゆがみが、

手先や足先など末端の痛みに、影響することもあれば、


手先や足先などの末端の不調が、

腰や背骨などの体幹の痛みに、影響することもあるのです。

 

小さい頃ねんざした…、

昔、足の指をタンスの角にぶつけて骨折した…、

だいぶ前だけど、大きな尻もちをついた…

 


なんていうことが、今の肩こりや腰痛、ひざ痛、首痛に

影響していることが、結構あるのは、こういった理由からです。

 

だからこそ、当院では、来られる方に、

よくお話して頂くことを大切に考えています。

 

自分では関係ないと思われることでも、遠慮なくお話下さい。

 

こういった症状が、当院にお越しいただいた方の中には、

 

「あ〜私のことだ」

 

と、感じられる方も多いと思います。

 

 

それでは、そもそもなぜゆがんでしまうのでしょうか?

次は、ゆがみの発生について考えてみたいと思います。

 

なぜゆがむのか?