なぜゆがむの?

 

続いては、なぜゆがんでしまうのか。

 


それはずばり、脳はあらゆるものを「記憶する」「学習する」からです。

 

脳は、「記憶する」「学習」ことが仕事だからです。

 

何を記憶しているのか。

 


あなたの生活のすべてです。

 

 

脳にとって、良いも悪いも関係ありません。


だから、悪いこともすべて学習してしまうのです。

 

 

水族館で、右回りに回っていたマグロは、海に出ても

しばらく曲がっているといいますよね。

 

あれも、マグロの脳が学習した結果です。

 

 

それと同じように、あなたが、

腕枕しながらテレビを見ている姿勢も、

ソファーでくつろいでいる姿勢も、

パソコンをしている姿勢も、

運転している姿勢も、

 

すべて脳は記憶しています。

 


そして、「その姿勢をしていないとき」も、

 

つまり、

 

立っているときや、歩いているとき、

あなたが、悪い姿勢をしていると思っていない時も、


学習してしまった、悪い姿勢の状態を

 

無意識に、とってしまうようになってきてしまうのです。

 


それが、「悪い生活習慣の学習」です。

 


たとえば、

 

足を組んだりしていれば、骨盤や股関節に影響しやすいです。

 

だらっとした姿勢で、座っていれば、頚椎や腰椎、ひざにも影響します。

 

 

また、悪い姿勢は、筋肉に余計な力を必要としやすいのですが、

 

そういった姿勢を続けることで、

「自分では力を抜いていると思っている」のに、

実際には、力が抜けていない状態になってしまうこともあります。 

 


こうして、悪い生活習慣をすっかり学習した体では、

筋肉が正しい収縮をしなくなり、筋肉や骨格にアンバランスがうまれてきます。

 

 

つなひきをイメージしてみてください。

 

お互い、正しい状態つまり、均衡のとれた状態なら、

バランスがとれるはずなのに、

 

一方が強かったり、弱かったりすることで、

どちらかに偏ってしまいます。

 

そこに、ゆがみが発生してしまいます。

 

 

でも、それはわかるけど…、

 

本当に、そんなちょっとのことでゆがんじゃうの?

 

 

と、思われた方も多いと思います。

 

 

当院でもよく聞かれますし、私も最初思いました。

 

 

本当は、ちょっとのことなら大丈夫なはずなのです。

 


人間は日中の活動で出てしまった歪みを、「自分で改善する力」を、

「本来は」持っています。

 


ところが、現代社会の生活の中には、

自然に取れるはずのゆがみの範囲を

越えてしまうようなことが多々あるのです。

 


どういったことの影響が、大きいかといいますと、

 

たとえば、長時間「同じ姿勢」や「同じ動作」を

しなければならない状態、

 

事務仕事やパソコン。

車の運転。

家事(掃除、洗たくの取り込みやたたむなど)。

無理な体勢での仕事や作業

 

あるいは、

 

けがなどが原因で、どこかを、かばいながら生活してる場合や、

ストレスなどの内的要因が原因で、姿勢を崩してしまっている場合。

 


などなど、

 

 

少しのことなら回復できるはずですが、

次の日も、また次の日も、同じことを繰り返しているうちに、

 

 

まるで、コップの水にだんだん水がたまっていくように…、

 

知らないうちに、疲労や、姿勢によるゆがみがたまっていき…、

 

ある日、水があふれてしまうように、痛みとなって表れてしまうのです。


 

 

ようするに、もう回復がおっつきません!カバーできません! という

 

体からの切実なメッセージだというわけです。

 


あなたは、からだからのメッセージ。

受け取っていますか?

 

 

 

それでは、今、あなたの体はどうでしょう?

ゆがみをチェックしてみましょう!